9/11,12を休診させていただきます。
13日からは通常通りになりますので、
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
Uさん 30代 男性
主訴
うつ病(無気力.倦怠感.集中力低下等)
めまい、頭痛
症状
5年前にうつ病と診断され、1年休職。仕事に復帰したが、少しずつ悪化し、現在休職中。
不眠、食欲不振等の症状が現れ始め、倦怠感、無気力感が強くなり、めまい、頭痛も出始めて当院に受診。
治療
問診より、長期におけるストレスによる身体の弱りによるうつ病だと考え治療を行う。
治療経過
1診
治療後肩より上が楽になり、リラックスできた。
2診
前回の治療後2~3日良かったが、今は気力がでない。治療後は前回同様楽になった。
3診
不安感は波があるが、体調よくなってきている。身体の弱りを考慮しお灸を行う。今までで一番治療後の感じいい。身体がかなり軽くなった。
4診
不安感は波があるが調子はいい。
5診
不安感ほぼなし。最近アクティブに動けるようになってきている。
まとめ
5年前は仕事に復帰するのに1年かかったが、今回は前回と比べ大分早いスピードで楽になっている。
ただ、本人の調子が良くても身体に現れるツボや腹部反応の状態は素直なので、少しストレスがかかっただけでも元に戻ってしまう可能性がある。
舌の状態や腹部の反応からはまだ緊張状態があるので様子を見ながら治療していきたい。
Aさん 40代 女性
主訴
頭痛.肩こり.生理痛
症状
10年くらい前から肩が凝ると頭痛出現。
今年の1月から腕にしびれを感じるようになる。(常にではない)
また、20代の時、チョコレート嚢胞の診断もあり、生理痛も強め。
治療
問診より、
運動後はスッキリするが、運動中はすぐ疲れる。
明け方調子が悪くなる。
生理中血塊が多い。
等の情報や、ツボや脈、舌の状態を診た上で身体の気や血の滞りが多いと判断し治療を行った。(治療としては、舌脈の状態をみながら、最も反応の出ているツボに対して2〜4本施術を行った)
治療経過
1診目
治療直後、肩こり良くなる。
頭痛・生理痛は様子をみてもらう。
2診目
前回治療後以降頭痛出ていない。
肩こりが少し戻る。
運動中は疲れにくくなった。
5診目
身体の調子がいい。
治療を始めて初めて生理来た生理痛ほぼなし。
まとめ
Aさんは比較的アクティブに動かれる方で、運動を頻繁にやっておられたので効果がより早く出たと考えられます。
針治療で気や血の廻りを良くさせ、運動によっても廻りが良くなり、針・運動の相乗効果により、滞りがなくなり調子が良くなったと考えました。
今は気になられていた症状がほぼ消え、完治に向かっています。ただ、チョコレート嚢胞が気にかかるのでこのまま様子を見ながら治療の間隔を延ばせていけたらなと考えています。
こんにちわ!
久しぶりの投稿になります。
日曜日に大阪まで針の勉強に行ってきました!
色々あってなかなか行くことができなかったので、とても有意義でした!!
今回勉強したのは「婦人科基礎」北辰会ver。
中医学に基づいた女性の生理と臓腑の関係性や、月経・妊娠・産後における病理について学ばせて頂きました。
今回の勉強会では女性生理において「腎」は重要な臓腑だと再確認することができました。
今、生理・不妊で悩んでいる方がたくさんいる世の中ですが、まずは自分の身体がどういう状態か診てもらうのが一番だと思います。
西洋医学的ではなく、東洋医学(中医学)的に身体のどこの臓腑が悪いのか、気・血・津液のどこに滞りが多いのか、それとも不足しているのか、身体が熱の体質なのか、それとも冷えの体質なのか、こういったことを知ることで日常的に気を付けないといけないことを知ることができますし、不妊症を改善する糸口になると思います。
そして自分の身体の状態を知った上で、生理痛や生理不順を整え体質改善していく事が不妊症を改善する一歩だと思います。
体質改善することによって、子供を作りやすくする体内の環境ができますし、また流産などの可能性も低くなり、妊娠中のつわりや妊娠中毒症になる可能性も低くなると思います。
ここで重要なのが鍼灸だと僕は思います!!
ただ、レベルの低い鍼灸師が多いので、問診や体表観察が全くできない鍼灸師が多いのが現状です。こういった鍼灸師によって、私には針は合わないと言われる患者さんが増えます。相性などは多少あると思いますが、ほとんどの場合が治療者側が患者さんに合わせられないんです。
しっかり問診を取ってもらってますか?
しっかりとツボを診てもらっていますか?
しっかり舌や脈を診てもらっていますか?
診てもらうからにはしっかりと東洋医学を学んでいる治療家に診てもらいましょう!!
東洋医学の歴史は長いです。
まだまだ僕も勉強頑張っていきます!!
患者様各位
誠に勝手ながら、
5月5日(金曜日)
はGWの休診とさせて頂きます。
GW中、その他祝日はいつもと変わらず診療しております。
日頃から当院をご利用いただいている皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご了承の程賜りますようお願い申し上げます。
誠に勝手ながら4/8日(土), 4/29(土)は、
私用のため休診させていただきます。
ご迷惑をかけ申し訳ございません。
何かありましたらお問い合わせから連絡して頂ければと思います。
誠に勝手ながら3/11日(土)は、
私用のため休診させていただきます。
ご迷惑をかけ申し訳ございません。
何かありましたらお問い合わせから連絡して頂ければと思います。
こんにちは🎵
いっきゅうの小野です🎵
最近Facebookの投稿を見て思ったことがあります。
美容針とか、
局所治療とか、
電気治療とか、
色々な治療方がアップされてますが、
なんかおもしろくない💦
治療自体を否定しているわけではないが、
おもしろくない。
本当の鍼灸はそんなもんじゃないぞ!
もっともっと鍼灸はおもしろい治療だぞ!
と皆さんに知ってもらいたい。。。
そこで!!笑
僕が所属している会のPVがアップされたと言うことなので紹介させていただきます♪笑
このPVによって、鍼灸治療がどういった医療なのか、もっと広まるといいなと思います。
kさん 40代 女性
主訴
アトピー
症状
1週間前からアトピー悪化。
体全体がかゆく、特に背中がTOP。
また、顔は赤黒くアトピー症状出ており、全体的に乾燥している。
お風呂上がりや、夜中に症状が悪くなる。
幼少の頃に、アトピー・喘息を患っていたが、小学校から大学まではそれほど気にならなかった。
社会人になり疲れてくると時々悪化することがあった。
2年前に仕事が変わり気を使うことが増え、症状が段々と増え始めて、今回の症状に繋がっていった。
治療
様々な問診内容より、血の不足及び血の滞りのアトピーと考え、治療を行った。
治療経過
1 診
治療後顔の赤み半減。
火照った感じもなくなったとのこと。
2 診
前回治療後から2~3日痒みなかったが、それ以降は少し痒みが出る程度。
4 診
赤み減ったが、額の乾燥が強い。
6 診
治療の日にちが空いたが、痒みはかなり軽減。皮膚の乾燥はある。
まとめ
今現在も治療中で、症状に波はありますが、いい方向に向かっています。
ただ、飲食の不摂生や、治療の間隔が空くと悪化してしまうことので、完治するにはもう少し時間がかかりそうです。
家ではしっかり養生してもらい、治療院ではしっかり治療していきたいと思います。
お久しぶりです❗今年初投稿です🎵
昨日北辰会の勉強会に行って来ました🎵
今回久しぶりに勉強会の内容について投稿したいと思います🎵
今回勉強した内容は、タイトルにもある通り
「鬱証(うつしょう)」
について勉強してきました🎵
鬱証とは、現代医学で言われる「鬱病」「ヒステリー」「統合失調症」などの心の病のことです。
鬱証の定義として、情志(怒りや憂い、喜びなどの感情)の失調により気機(気の流れ)が滞って引き起こされるものとされています。
簡単な例として、
過度なストレス→気の停滞→慢性化
→食欲不振→慢性化→身体の弱り→鬱証
こういった流れなどで鬱証が出現していきます。
中医学的に治療をするために大切なのが虚実を見極めることです。
「 長期のストレス等による体の弱りから起こる気の停滞なのか、
それとも過度のストレス等による気の停滞なのか、
それともどちらもある状態なのか、
どちらもあるとすればどっちの方がより強く身体に気の停滞をおよぼしているのか 」
これを見極めるために、問診をしっかり取らなければいけませんし、
体表観察(脈診や腹診、ツボの反応等を診ること)をちゃんと診れないといけません。
また、治療家にとって大切なのは治療だけではなく、治療後の養生指導や治療後の経過を聞くことも大切です。
学生時代しっかりと身体を動かしていたのに社会人になって全く動かなくなり、ストレスもすごい…
これでは気の停滞しか生まれません。
やはり気の停滞を取るには運動がとても大切になっていきます。
ただ、ここでもっと大切なのは先程説明した虚実の話です。
身体の弱りから症状が出現している患者さんに対して「しっかり運動しましょう!」
は間違いですよね。
そこは治療をして弱りを補って、ある程度動けるようになった段階で、少しずつチャレンジさせてあげるのが良いのかもしれません。
食生活が悪ければそこから説明してあげないとダメですよね。
治療後の経過もしっかり聞くことによって、患者さんの状態を把握するのにとても参考になります。
前回の治療後悪化してないか、ダルくならなかったか、それとも調子が良くなったのか。
悪化またはダルくなったのであれば、患者さんの状態を見直さないといけないと思います。
そうやって治療していくなかで、試行錯誤して一生懸命治していき、患者さんと信頼関係を築き、二人三脚で治していくのが治療だと思います。
今回の勉強会では鬱証の知識だけではなく、様々な事が得られました。
当院でも、鬱証の患者さんがいらっしゃいますので、この勉強会の内容をいかしてさらにいい治療が出来るようにしたいと思います❗