2015年11月の一覧

食養生

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最近「食」についてテレビやFacebookなどで色々騒がれていますね。

 

自分も養生指導の幅を広げたいと思い、「食」の本を読み始めました

 

中医学的に食養生の勉強がしたかったので、上の3つの本を選びました。

 

少しだけ「食」について話してみたいと思います!

 

 

中国の古典には「食」に関する記述が多く散布しています。

 

『周礼』(しゅうらい)と呼ばれる中国の古代の礼書には、食医の制が定められており、

 

「食医,掌和王之六食、六飲、六膳、百羞、百醤、八珍之斉。」

 

食医が、王の飲食のバランス・四季の陰陽調和・味の組合せなどを管理しなさいと言っています。

 

古代中国で医師の最高位は「食医」と言われており、

 

現代の私たちが普通に医師と考えている内科医や外科医などよりも上の位に置かれていました。

 

それだけ「食」を重要視していたのでしょう。

 

「食」による病気の予防、病気になった時の補助治療というのがとても大事だと言うことがよく分かります。

 

現代においても「食」への関心が強まっているので良い方向に向かってくれればいいなと思います。

 

 

 

ただ!僕は!笑

 

「ご飯は美味しく食べたい!」

 

と思っていますので、ネットで言われている体に悪いものの情報は見て見ぬふりをしていますけどね♪♪笑

 

そこら辺は自己責任ですね!!笑

 

個人的には、「食」に対して敏感になりすぎるのも病気の原因になると思うので、

 

臨機応変、色んな事を柔軟に考えられる丸い人間になることが健康の近道だと思ってます!笑

 

最後は「食」関係なくなってますね。。。。笑

 

とりあえず!
「食」の勉強頑張っていきたいと思います!

チョコレート嚢胞・子宮腺筋症

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30代女性 Iさん

 

・主訴 チョコレート嚢胞・子宮腺筋症

幼い頃から現在まで生理痛が激しくあり、体調が悪いときには寝込むほどの痛みになる。

生理痛の痛みに異常を感じ病院を数件受診し、H26年にチョコレート嚢胞と子宮腺筋症の診断を受ける。

東洋医学的な治療も効果があると聞き、知り合いの紹介により当院を受診した。

 

・中医学的に見たIさんの身体の状態

小学生~高校生まで周りの子といい関係が築けずかなりストレスを感じていた。

またこの時から甘いものをかなり食べており脾、胃も弱らせていた。

社会人になってもストレスが溜まることが多く、頚肩部の凝りや頭痛、不眠などに悩まされた。

Iさんの生理の状態からみても血の滞りがかなり多くあった。

今までのストレスが気の滞りを生み、それらが血を滞らせ、その滞った血が子宮に溜まり、

塊となって主訴が出現したと考えた。

 

・治療

血の滞り(お血)をスムーズにさせるとともに気の滞りもスムーズにさせる治療を行った。

三陰交、足臨泣、後渓、合谷などにツボの状態に合わせ、治療を行った。

 

・治療効果

治療中にかなり眠たくなり、その日の夜はすぐに眠れた。

生理痛の痛み緩解。

生理痛時にいつも一日3回座薬を入れて痛みを我慢していた(効かないときもあった)が、

今回は1回のみですごく効いた。

 

・まとめ

幼い頃からのストレスが原因となりそれが気の滞りを生み、甘いものの過剰摂取により脾胃を弱らせ、

気の滞りをさらに促進させたことによって、血の滞りを生み、それが長い年月によって塊にさせ、

チョコレート嚢胞や子宮腺筋症という有形の邪を生んだ。

まだ治療をはじめて1か月程度ですが、嚢胞を小さくさせる為に頑張って治療をしていきたいと思います!

また、不妊治療にも繋がっていくことなので子供さんも授かることが出来たらなと思います!

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