
試合でたくさん投げたあとに
右肘の内側に痛みが出たとのこと。
確認すると、
腕相撲の動きで右肘の内側に痛みがあり、
投げる動きでも痛みが出ていました。
今回は頭への鍼を行い、施術後にもう一度確認。
腕相撲の動きで出ていた肘の痛みは消失。
投げる動きでも、その場では痛みはありませんでした。
とりあえず現状痛みないので経過観察です!!
痛みが出ている原因は痛いところにあるとは限らないのです。

試合でたくさん投げたあとに
右肘の内側に痛みが出たとのこと。
確認すると、
腕相撲の動きで右肘の内側に痛みがあり、
投げる動きでも痛みが出ていました。
今回は頭への鍼を行い、施術後にもう一度確認。
腕相撲の動きで出ていた肘の痛みは消失。
投げる動きでも、その場では痛みはありませんでした。
とりあえず現状痛みないので経過観察です!!
痛みが出ている原因は痛いところにあるとは限らないのです。

今回は、20代女性の症例です。
実はこの方、小学生の頃にも当院に来てくれていた患者さんです。
しばらく来院されていませんでしたが、最近お母さんが当院に通われるようになり、そのご縁から娘さんも一緒に身体を診ることになりました。
小学生だった子が20代になって、また身体を任せてもらえる。
長く治療院をやっていると、こういう再会があるのも嬉しいですね。
・生理不順
・身体の疲れ
・凝り
でした。
医療機関では**多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)**と診断されており、生理は半年に1回程度。
身体を診ていくと、東洋医学でいう**「血虚(けっきょ)」**を考える所見があり、さらに「瘀血(おけつ)」も強くみられました。
仕事でも無意識に神経を使う方だったため、身体の状態を確認しながら、特に**「血」**を一つの大きな軸として鍼治療を始めました。
鍼治療を始めて約2か月。
それまで半年に1回程度だった生理が来るようになりました。
ただ、一直線に整っていったわけではありません。
この半年間の治療経過の中では、生理が来ても3週間ほど出血が続く時期もありました。
そこからさらに施術を続け、現在は約1週間で生理が終わるようになっています。
生理が「来た・来ない」だけではなく、
どのくらいの間隔で来るのか。
何日間続くのか。
その時の身体はどんな状態なのか。
そこまで含めて経過を診ています。
治療を続けていろいろ話をしていく中で、
「実は抜け毛もかなり気になっている」
という話が出てきました。
もともと抜け毛が多く、薄毛も気にされていたそうです。
東洋医学には、
「髪は血余(けつよ)」
という考え方があります。
髪と「血」には深い関係があると考えるため、これも頭だけの問題としてではなく、それまで診てきた身体の状態と合わせて考えました。
その後、治療を続ける中で本人が抜け毛の減少を感じるようになり、現在は新しく生えてきた短い髪も確認できています。
本人も頭を触って、
「チクチクする!髪の毛が生えてきた!」
と喜ばれています。
さらに皮膚については、最初から相談されていたわけではありません。
何気ない会話の中で、以前は胸・首・顔などにかゆみを伴う皮膚症状が出ていたことを知りました。
ところが本人によると、当院に通い始めてからは以前のような皮膚症状が出ておらず、ニキビなども出なくなったとのこと。
現在はかゆみもありません。
皮膚を目的として治療していたわけではなかったため、これは治療を続けながら話をしていく中で分かった変化でした。
生理不順。
抜け毛・薄毛。
皮膚症状。
一見すると、まったく違う症状に見えます。
でも東洋医学では、一人の身体に起きていることとして、共通する背景がないかを考えます。
今回、僕が大きな軸として考えてきたのが「血」です。
この方には「血虚」の所見があり、さらに血の巡りが滞る「瘀血」も強くみられました。
僕の東洋医学的な見立てでは、
血が不足する
↓
仕事などで神経を使い、さらに消耗する
↓
ストレスにより血の消耗で身体が熱へ傾き、血の不足だけではなく血の滞りも増える
↓
その影響が月経だけでなく、髪や皮膚にも現れる
こうした状態を考えながら、その時々の身体に合わせて鍼治療を組み立てています。
今回の症例は、最初から生理・髪・皮膚のすべてを治療しようとして始まったわけではありません。
生理不順や疲れ・凝りをきっかけに、一人の身体を約6か月継続して診ていく中で、髪や皮膚を含めたさまざまな変化が見えてきました。
「生理だから生理だけ」
「抜け毛だから頭だけ」
「皮膚だから皮膚だけ」
ではなく、
「なぜ、この人の身体にいろいろな症状が出ているんだろう?」
そこを考えるのが、僕が大切にしている東洋医学の診方です。
引き続き、身体全体の変化をしっかり診ながら治療を続けていきたいと思います。

答えは、喉の痛みです。
(画像は撮り忘れたので、私の手ですw)
今回の患者さんは、旅行中に寒気が出て、翌日には38℃の発熱と喉の痛みが出現。
実はこの方、ほぐし塾を受講予定でしたが、発熱のため欠席されていました。
ちょうどその回で勉強したのが合谷です。
ほぐし塾では、ツボの場所を覚えるだけでなく、左右の反応の違いを見ることも勉強します。
例えば、
「両方とも同じくらい痛いツボ」と、
「右は痛いけど左は痛くないツボ」
違和感があるのは後者ですよね!
僕はこうした左右差を、身体の状態を見るひとつの反応として使っています。
今回も患者さん自身に左右の合谷を確認してもらうと、
左手は冷たく、右手は普通の温かさ。
その違いを本人にも感じてもらったうえで、今回は左の合谷に鍼を1本。
すると、唾を飲み込むときの違和感は、
来院前の5~6くらいから、施術後は1~2くらいまで軽減。
さらに施術後、もう一度左右の手を確認してもらうと、
冷たかった左手が温かくなり、左右がほぼ同じように感じられる状態に変化していました。
その後は、もともと通院されている四十肩の施術も行いました。
ほぐし塾では、
「このツボは○○に効く」で終わらず、実際に触って反応の違いを感じること
を大切にしています。
日常で使えるツボを学びながら、東洋医学を取り入れたマッサージを勉強する「ほぐし塾」。
第2回は10月25日開催です。

「鍼を受けてみたいけど、やっぱり怖い」
実は、予約をしてから不安になってキャンセルされる方もいらっしゃいます。
そのたびに、少しもったいないなと思います。
というのも、当院の鍼は、テレビやSNSなどでよく見るような痛い場所に何本も鍼を刺していく施術とは少し違うからです。
僕が大切にしているのは、まずあなたの身体について、たくさん聞くこと。
今一番つらい症状だけではなく、
いつからなのか。
どんな時につらいのか。
睡眠はどうか。
食事やお腹の調子はどうか。
冷えやほてりはないか。
そして実際に身体を診ながら、東洋医学的に今の状態を考えていきます。
そのうえで、**「この人には、どのツボが必要なのか」**を探します。
だから僕は、最初からたくさんの鍼を刺そうとは考えていません。
むしろ、
できるだけ少ない本数で、必要なツボを選ぶ。
「少数精鋭」の鍼を心がけています。
実際、通院されている患者さんからも、
「思っていたより全然痛くなかった」
「いつ刺したのか分からなかった」
と言っていただくことがあります。
もちろん鍼なので、刺す瞬間の感覚がまったくないとは限りません。
でも、やたらめったら刺すような荒い施術はしません。
鍼が怖いから、鍼灸院には行けない。
そう思っている方に、もう一つ知ってほしいことがあります。
当院は鍼だけではなく、マッサージにも東洋医学の考え方を取り入れて施術しています。
だから、最初から無理に鍼を受けなくても大丈夫です。
まずはマッサージで来てもらって、僕がどんな人なのか、どんな考え方で身体を診ているのかを知ってもらう。
何度か話して、
「この先生なら鍼を任せても大丈夫かな」
と思ってから、鍼にチャレンジするのでもいいと思っています。
せっかく鍼を受けてみようと思ったのに、
「怖い」という理由だけで諦めてしまうのは、少しもったいない。
怖ければ、最初に「鍼が怖いです」と遠慮なく言ってください。
その方に合わせて、できるだけ負担の少ない施術を考えます。
まずはマッサージからでも大丈夫。
そして僕のことや施術のことを知ってもらってから、いつか「鍼もやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
今週9月23日は、一般の方向けのマッサージ教室
**「ほぐし塾」**を開催します!
ありがたいことに今回は定員いっぱいとなりました。
もちろん、基本的なマッサージのやり方や身体の触り方もしっかり練習します。
ただ、今回かなり力を入れているのが東洋医学です。
僕自身、普段の施術では単純に筋肉を揉むだけではなく、東洋医学の考え方を取り入れながら患者さんの身体を診ています。
今回のほぐし塾でも、
「ツボってそもそも何?」
「経絡ってどういうもの?」
「このツボはどんな時に使う?」
といった基本的なところから、日常生活でも使いやすいツボやストレッチなどをお伝えしていきます。
そして、教科書に書いてあることをそのまま説明するだけではなく、僕が実際の臨床でどのように身体を診て、ツボや経絡を使っているのかというところまで、できるだけお話ししたいと思っています。
せっかく僕が教えるなら、
「ここをこう揉んでください」
だけで終わる教室にはしたくありません。
身体を触ることに、東洋医学という視点をプラスする。
そうすると、マッサージも今までとは少し違った見方ができると思います。
初めて東洋医学に触れる方にも、
「ツボって面白い!」
「身体ってこんなふうにつながっているんだ!」
と思ってもらえるような内容にしたいと思っています。
今回が初めての本格開催。
僕自身も楽しみながら、これまで臨床で培ってきたものをしっかりお伝えしてきます!

現在、更年期症状の一つであるホットフラッシュで通院されている患者さんです。
この方の場合、特に症状が出やすいのが夜。
突然、頭がカーッと熱くなり、その後汗がダラダラと出てくるという症状があります。
東洋医学では、同じホットフラッシュでも「更年期だからこのツボ」と一律に施術するわけではありません。
舌や眼瞼、爪の色なども含めて、その方の身体が今どんな状態なのかを確認します。
この患者さんの場合、舌や眼瞼、爪の色などに白さがみられ、東洋医学的には**「血虚(けっきょ)」の傾向**があると考えています。
血虚とは、西洋医学でいう貧血とイコールではなく、東洋医学における「血」が身体を十分に養えていない状態を表す考え方です。
顔が熱くなり大量に汗をかく。
出ている症状だけではなく、こうした身体全体の状態を合わせて考えることが東洋医学の面白いところです。
写真は実際の施術中の様子です。
現在の経過としては、施術後は2週間ほどホットフラッシュが落ち着いていることが多く、3週目に差しかかる頃に症状が増えてくるとのこと。
今後は、この落ち着いている期間をさらに長くしていけるのか。
ホットフラッシュの回数や発汗だけでなく、舌・眼瞼・爪など身体に現れる変化も含めて、これからもしっかり経過を診ていきます。
「更年期だから仕方がない」で終わらせず、その人の身体を診る。
当院では、そんな東洋医学的な考え方を大切に施術しています。
鍼もやって、マッサージもしっかりやる。
一見すると、両方やった方が効果が高そうに思います。
でも僕は、必ずしもそうではないと考えています。
これは僕が日々施術して、患者さんのその後の経過まで見てきた中で感じていることですが、当院の施術はその場だけでなく、時間が経ってから変化が出ることがよくあります。
鍼の場合が特徴的で、施術直後よりも、
その日の夜、翌日、その先
と時間が経ってから「楽になっていくのがわかる」と言われることがあります。
だから僕は、施術直後の変化だけで判断しません。
そして、もう一つ臨床の中で感じていることがあります。
それが、鍼とマッサージの組み合わせ方です。
僕の経験では、東洋医学的に身体をみて鍼をした後に、さらにマッサージで刺激を重ねると、鍼だけで終えた時よりも、その後の変化が弱く感じられることがあります。
「鍼もマッサージもやったんだから、その方が良さそう」
とは限らないんです。
両方行う場合も、僕は基本的に、
マッサージ → 鍼
という順番を意識しています。
なぜそう考えるのか。
東洋医学の鍼では、単に「痛い筋肉に鍼を刺す」という考え方だけではなく、その日の身体の**虚実(きょじつ)**などを確認しながら、刺激の量や施術する場所を考えます。
足りないものを補うのか。
余分なものを取り除くのか。
どこまで刺激を入れるのか。
そうやって身体の状態をみながら鍼を組み立てた後に、さらに刺激を加えることが、本当に必要なのか。
僕はそこをかなり慎重に考えています。
もちろん、これはすべての鍼灸やマッサージに当てはまるという話ではありません。
局所の筋肉などを狙って行う鍼と、身体全体の状態や虚実をみながら行う東洋医学的な鍼では、そもそも施術の組み立て方が違います。
僕がお話ししているのは、後者の施術を続けてきた中で感じている臨床上の傾向です。
施術は、たくさんやればいいわけではない。
今の身体に何が必要で、どこまで刺激するのか。
そして施術直後だけではなく、数時間後、翌日、その先に身体がどう変化していくのか。
そこまで確認しながら、次の施術につなげています。
うつや気分の落ち込みに悩んでいる方へ。
昨日、今日と調子が悪くなっていませんか?
気分が沈む。
なんとなく不安になる。
身体が重い。
やる気が出ない。
落ち着かない。
こういう時に、
「また悪くなってしまった」
「自分の心が弱いからだ」
と、自分自身に原因を求めてしまう方もいると思います。
昨日・今日のように天候が大きく変化している時に、身体や気分の変化を全部その人自身の問題として考える方が不自然だと思っています。
東洋医学の根本には、人間と自然を切り離して考えないという考え方があります。
人間も自然の中で生きています。
気温が変わる。
湿度が変わる。
気圧が変わる。
日差しが変わる。
これだけ外の環境が変化しているのに、人間の身体や気分だけが何の影響も受けず、いつも同じ状態でいると考える必要はありません。
普段は気分の問題を感じていない人でも、天候によって身体の重さや不安感、落ち着かなさなどを感じることはあります。
まして、もともとうつや気分の落ち込みで悩んでいる方なら、昨日・今日のような天候の変化は無視できない要素だと僕は考えています。
だから今、調子が悪くても、
「自分がまた悪くなった」
と、すぐに結論を出さないでください。
まず天候が落ち着いた時に、自分の身体や気分がどう変化するかを見てみてください。
自然が変われば、人間も変わる。
東洋医学では、身体だけ、心だけを切り離して見るのではなく、その人が今どんな環境の中で生活しているのかまで含めて身体を考えます。
昨日・今日の不調を、全部自分自身の問題にしなくていい。
今は天候の影響も大きい。
そう考えて、今日は少しゆっくり過ごしてみてください。
今日、寝違えによる首の痛みで来院された患者さん。
最初にお話を聞いた時は、
「なんで寝違えたのか分からない」
とのことでした。
**「痛みが出る前に何があったのか」**もできるだけ詳しく聞くようにしています。
今回も話を聞いていく中で、
「そういえば、冷房に当たって左半身がかなり冷えていた」
という話が出てきました。
本人にとっては何気ない出来事でも、施術を考えるうえでは大切なヒントになることがあります。
ツボにも冷えの反応
東洋医学的に身体を確認していくと、手にある**外関(がいかん)や合谷(ごうこく)**にも、冷えの反応を感じました。
本来であれば鍼灸で対応することも考えますが、この方はいつもマッサージで来てくださっている患者さん。
今回はそのままマッサージで対応しました。
施術で使ったのは、主に手や足のツボです。
痛みのある首は、最後になじませる感じで触ってます。
手足の反応を確認しながら施術を行い、最後に首を動かして確認してもらうと、
来院時にあった痛みは、ほぼ感じないとのことでした。
「首が痛い=首を揉む」とは限らない
今回の患者さんは、「なぜ寝違えたのか分からない」
というところから、話を聞いていくことで、
冷房で左半身がかなり冷えていた
という情報が出てきました。
そして、実際に身体を確認した時にも冷えの反応があったため、今回はそこを手掛かりに施術しました。
何気ない会話の中に、施術のヒントが隠れていることもあります。
冷房による冷えにも注意
最近は少し暑さが和らいできていますが、冷房の設定は真夏のままということもあります。
寒気を感じるような時は、無理に冷房に当たり続けず、上着を羽織ったり、背中を冷やさないようにするのも一つです。
風邪の予防として、肺兪付近(背中、肩甲骨の間)にカイロを貼ると風邪の予防につながります。
これからの時期は、暑さだけでなく冷やしすぎにも気をつけていきましょう。

今回は、以前から来院されている患者さんの交通事故後の症例です。
停車中に後方から追突され、その後、
が続いていました。
事故後は紹介された施術院にも通われていたそうですが、患者さんのお話では、身体を広い範囲で冷やす施術を受けたり、十分な説明がないまま施術が進むこともあったとのことでした。
まず身体の状態を確認しながらマッサージを行いました。
施術直後には症状が軽くなる変化はみられましたが、継続して安定した変化が得られにくい状態でした。
そのため、同じ施術を繰り返すのではなく、施術内容を見直しました。
その後は鍼施術を中心に切り替えました。
東洋医学的には、心・肝の状態や瘀血なども考慮しながら施術を行いました。
また、症状が出ている場所だけを見るのではなく、身体全体の反応や左右差、全体のバランスも確認しながら施術を進めました。
現在は、ご本人が訴えていた右肩の痛み・しびれ、左臀部から下肢の痛みは消失しています。
交通事故後の施術に限りませんが、施術院を選ぶ時は「何をしてもらうか」だけでなく、どのように身体を見てもらっているかも大切だと考えています。
例えば、
交通事故後の痛みやしびれが続いている方も、気になることがあればご相談ください。
こうした状態が続いている場合は、一度施術を受ける場所を見直してみてもいいかもしれません。
症状が変化しているのに施術内容が変わらないのであれば、身体の状態を本当に確認しているのか、一度考えてみることも大切です。
当院では、病名や痛い場所だけを見るのではなく、その時の身体全体の状態を確認しながら施術内容を考えています。