Aさん 40代 女性

 

主訴

 頭痛.肩こり.生理痛

 

症状

 10年くらい前から肩が凝ると頭痛出現。

 今年の1月から腕にしびれを感じるようになる。(常にではない)

 また、20代の時、チョコレート嚢胞の診断もあり、生理痛も強め。

 

治療

 問診より、

 運動後はスッキリするが、運動中はすぐ疲れる。

 明け方調子が悪くなる。

 生理中血塊が多い。

等の情報や、ツボや脈、舌の状態を診た上で身体の気や血の滞りが多いと判断し治療を行った。(治療としては、舌脈の状態をみながら、最も反応の出ているツボに対して2〜4本施術を行った)

 

治療経過

1診目

治療直後、肩こり良くなる。

頭痛・生理痛は様子をみてもらう。

 

2診目

前回治療後以降頭痛出ていない。

肩こりが少し戻る。

運動中は疲れにくくなった。

 

5診目

身体の調子がいい。

治療を始めて初めて生理来た生理痛ほぼなし。

 

まとめ

Aさんは比較的アクティブに動かれる方で、運動を頻繁にやっておられたので効果がより早く出たと考えられます。

針治療で気や血の廻りを良くさせ、運動によっても廻りが良くなり、針・運動の相乗効果により、滞りがなくなり調子が良くなったと考えました。

今は気になられていた症状がほぼ消え、完治に向かっています。ただ、チョコレート嚢胞が気にかかるのでこのまま様子を見ながら治療の間隔を延ばせていけたらなと考えています。